トップメッセージ

住みよい地球と豊かな生活、そして温かい社会づくりに貢献してまいります

当社は、1926年の創立以来、繊維機械一筋で事業を展開してきましたが、1950年代以降は、経営基盤の安定をはかるために、エンジン生産や自動車組立?フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーなどの開発?生産に乗り出すなど、常に新たな事業に挑戦すると同時に、本格的な海外展開も進めてきました。さらに2010年代には、産業車両と自動車関連事業との親和性を重視した「選択と集中」を展開してきました。90年を超える進化と発展の会社の歴史において、このようにリスクを取りながら新事業への参入などにチャレンジしてきた私達を、いつの時代にも変わらず、支えてくれたものが「豊田綱領」(社是)という創業の精神です。

近年では、外部環境の変化として、AI(人工知能)やビッグデータ、IoT(モノのインターネット)、ロボティクス(ロボット工学)などの産業界への導入の急速な拡大、通商問題や地域紛争などの地政学リスクの高まりのほか、ESG(Environment、Social、Governance の3つの観点が必要だという考え方)やSDGs(国連が定めた持続可能な世界を実現するための17の目標?169のターゲット)など企業の非財務面での取り組みに対する社会の要求が高まり、企業活動にも変化が求められるようになってきました。

こうした環境のもと、当社は、20~30年後も社会のお役に立つとともに、当社自身も持続的に成長し続けることをめざしており、2020年ビジョンをこうした中?長期の目線で見直し、2030年ビジョンとして更新しました。

他方で、当社は、創業以来、豊田綱領(社是)とそれに基づく基本理念の考え方である「住みよい地球と豊かな社会づくり」に取り組んできました。これは、SDGsのめざす姿と一致するものであり、新ビジョンにおいてもこの考え方を明確にすることで、社会と調和しつつ、持続的な成長に向けて取り組んでいきます。

今、当社では一人ひとりの社員が、新しいビジョンの考え方をよく理解し、それぞれの立場で実践していく取り組みを進めています。そして、私も、全社員とともに、ビジョンの実現を通して成長し、社会に貢献していけるよう努め、ステークホルダーの皆様のご期待に応えていく決意です。

取締役社長 大西 朗